アクロスにはおよそ500人の方に足を運んでいただきました。展示即売のブースの中にはほぼ完売のところもあって、嬉しい誤算でした。会期終了後も「都合で行けなかったけど、講演を聴きたかった」とか、いろいろな反響をいただいています。
中村さん(協会会長)にイベントのシンボルマークとロゴをデザインしていただいて、そこに使われていた3色を児玉さん(協会運営委員)が壁面に展開してくれました。広がりと奥行きが出て、デザイナーらしいイベント会場になったと思います。
運営委員はじめ協会の皆さんには、いろいろお世話になり、ありがとうございました。
5月のUD研究会で、今年度の事業として「展示だけではなく、さわれる。買って持ち帰って、実際に使える」ユニバーサル・デザイン展を開きたい、と相談したのが発端です。
県のパートナーシップ事業として予算が付くことになり、会場も決まりましたが、内容を考えれば考えるほど予算不足で‥。それでも実現できたのは、研究会や協会の皆さんの努力のおかげですが、出展者の理解と協力によるところも大きいですね。
やって良かった、と思うのは、多くの方にユニバーサル・デザインを知っていただく機会になったというだけでなく、私たち研究会メンバーや出展者にとっても非常に勉強になったということです。
こんな製品があったのか、こんな考え方があったのか、という発見もありましたし、異業種間の交流の機会にもなりました。
次回はいつ?と聞かれることもあります。正直な話、それぞれ別に仕事を持つ仲間が集まって、今回のような大きなイベントを実現するのはしんどいです。アクロスのようなお店が、ユニバーサル・デザイン商品を継続的に扱ってくださるのが一番良いと思います。でも、今回得た縁は大切にしていきたいですね。
|