会員の佐藤邦生です。本業の傍ら久住で週末ギャラリーDARVIDA（ダル・ヴィーダ）を運営しています。アトリエとして久住に小さなスペースを持ったのが2002年の春。毎週末のように仕事を持ち込み、ここで気ままな時間を過ごして来ましたが、このスペースを増築して週末ギャラリーを始めたのが2年半ほど前の2006年春のことです。

 



 

長くグラフィックデザインの仕事やって来て、グラフィックに対して数年前から特にいろいろな疑問や思いを持つようになりました。最近、グラフィックに限らず様々なことが曲がり角にさしかかっている気がします。そうなったことにはいろいろな理由があるのでしょうが、難しい理由を考えるより自分の中で一度グラフィックのシステムや考え方を白紙に戻してみたいという思いが湧いて来たわけです。そのためにはどうすればいいのか、糸口にしたくて始めたのが DAR VIDAになるわけです。ギャラリーの運営の中にはグラフィックを含めて、いろいろな要素が隠れています。それを見つけ出すことが自分にとって面白みや楽しみの他に、少しずつ糸口をもたらしてくれている気がします。実験的な意味もあって手探り状態からのこの2年半でしたが、今後もマイペースで模索して行きたいと思っています。

 



 

現在、常設として会員の下川啓二さん、中村葉子さんの作品の他、県内のアーティストの作品を展示販売しています。常設時以外に年2～3回の企画展を開催するのが年間スケジュールになります。この11月(2008年)には「紙展」を開催します。これは来春開催予定にしている企画展の予告編のような小さな企画展です。大分にはデザイン協会員以外にも独自の活動をしている若いデザイナーがいらっしゃいますが、来春の企画展はこの方々の紙を素材にした作品展になる予定です。
もしよろしければ、DAR VIDAのブログに詳細を掲載中です。ご覧ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/darvida2