2006.5.20SAT〜5.28SUN 17:00〜21:30(最終日は12:00〜18:00)
大分市アートプラザ アートホール(月曜休館日)入場無料
主催:大分県デザイン協会、九州大学ユーザーサイエンス機構=子どもプロジェクト
→ インゴ・ギュンター展 会場風景・オープニング
→ インゴ・ギュンター展 作品一部紹介

大分県デザイン協会会員と阿部浩二氏による小学生を対象にしたワークショップ
「地球へのメッセージ」5月21日 13:30-16:30

 大分県デザイン協会では活動の一環として2005年より「OITA DESIGN POWER」を開催し、デザインの啓蒙と普及を行っています。
今回は世界的に知られるメディアアートの革新者であるインゴ・ギュンター氏の作品「ワールドプロセッサー」を公開いたします。
「未来の日本を支える子どもたちが、地球について、環境問題について、そして様々な社会問題について世界中で一番意識的であってほしい」との願いから、九州大学ユーザーサイエンス機構「子どもプロジェクト」がインゴ・ギュンター氏とディスカッション、共同研究を重ね108個の地球儀を制作依頼しました。
地上・宇宙・科学・社会など多方面から集めたデータがしめす今日の地球が抱える諸問題をイルミネーションの地球儀上で提示した作品「ワールドプロセッサー」。美しく無言のまま語りかけてくる地球儀の空間を歩くことで、さまざまな要素が複雑に影響しあい流動している状態こそが〈世界〉であることをあらためて気づかせてくれます。今回は108個の内の54個が展示されます。あえて夕方から夜にかけての展示にし、光と闇の変化に表情を変える地球儀を様々に読み取っていただければと考えています。
また「地球へのメッセージ」として小学生を対象にしたワークショップを開催します。

インゴ・ギュンター
Ingo Gunther
1957年ドイツ生まれ。ニューヨーク在住。
アーティスト、ジャーナリストの肩書きを持ち、メディアアートの革新者として多大な影響力を持つ。
世界中に広がる難民の存在から国家の枠組みを超えた仮想共同体をつくろうというプロジェクト「難民共和国」など、ジャーナリズムとアートを結び、国家、テクノロジー、個人、メディアを取り巻く諸問題を可視化する。世界経済フォーラムにも招かれ、国際外交を研究するなど、グローバルスケールの思考と行動力が特徴である。

○横浜トリエンナーレ2005 参加アーティスト

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