2013年7月30日(火)・レポート
広告写真家・タケウチトモユキさんによる「商品撮影の基礎」が、大分西部公民館にて開催されました。
まず始めに、商品撮影に必要な機材について教えてもらいました。カメラや三脚はもちろん、照明器具・背景用バック紙・撮影台・レフ板・撮影小道具など、実際に仕事で使われている機材をもと説明を受けました。撮影機材は創意工夫して、さまざま用意されていることがわかりました。
次に、撮影の基礎知識や撮影方法を教えてもらいました。絞り・露出補正・ホワイトバランス・レンズの特性など、カメラの機能や設定について勉強しました。それから商品撮影の簡易セットを使い、ライティングについて教えてもらいました。撮影台の上に物を置き、トップやフロントサイドからの光 を当て、光源の位置で影や立体感が調整できること。ディフューザーやトレイシングペーパーを使って映り込みのラインをキレイにする方法、白バックでの透明グラスの撮影方法など、ライティングを使った効果をその場で直接見ることができました。
その後、タケウチさんが仕事で撮影された実例紹介と、撮影の裏話などを聞きました。実際に広告で使われている写真がどのように撮影されたのか、普 段聞けない興味深い話を聞くことができました。
「商品撮影」という、仕事にも趣味にも生かせる今回の講演内容。参加者も計18名と多く、撮影について学びたい方が多かったのだと思います。商品 撮影のこと以外にも、疑問や分からないことを質問できる時間もあり、とても為になる“授業”だったと思います。 |